
離乳食作りって、結構手間がかかって大変ですよね。
「ベビーごはん」メニューが搭載されていて、スイッチ1つで離乳食のストックが作れる炊飯器があるのをご存知ですか?
象印が販売する、STAN(スタン)シリーズのIH炊飯ジャーです。
※2020年2月1日から新カラー「ホワイト」も発売しています。
我が家でSTAN(スタン)使い始めて約8ヶ月。
今月から娘の離乳食がスタートして、ついに楽しみにしていた「ベビーごはん」メニューを使う日が来ました!
2019年8月に書いた記事「【お洒落な時短炊飯器】象印のSTAN(スタン)を3ヶ月使用した感想」の補足として追加レビューします。
- 1歳半までの赤ちゃんがいる人
- 離乳食作りを時短したい人
の参考になれば嬉しいです。
STAN(スタン)の「ベビーごはん」の作り方
付属の計量カップ2分の1までお米を入れる
使えるお米は「普通米」または「無洗米」です。
我が家は無洗米なので、無洗米用カップで計量します。
2分の1以外の分量で炊くと、吹きこぼれてしまう可能性があるそうです。
内釜に水を入れる
10倍・7倍・5倍・2倍がゆの目盛りがあって、炊きたいベビーごはんに合わせて水を入れます。
今回は初めての離乳食なので、10倍のところまで。
写真だと少しわかりにくいですが、水を入れると目盛りの色が変わるんです。
この「はっきり目盛り」のおかげで水加減しやすいのもスタンの特徴の1つ。
内釜を本体にセットして「ベビーごはん」メニューを選ぶ
お米は水に浸さなくても大丈夫ですが、浸しておくと少し柔らかめに炊き上がります。
出来上がりまでの時間は、約65〜72分。
電圧・室温・季節等によって変わります。
炊き上がり状態はこんな感じです。
このままだと粒々が残っています。
必要に応じて柔らかさを調整する
成長に応じて、裏ごししたりすり潰したりする必要があります。
今回はハンドブレンダーを使ってペースト状にしました。
ブレンダーはティファールの「ハンドブレンダー ベビー」を使っています。
2019年11月に発売されたもので、離乳食作りに最適な小さいアタッチメントが付いているので便利ですよ。
2019年11月にティファールから「ママのために誕生!」と謳う離乳食ブレンダーが発売されました。 coco 生後6ヶ月の娘がいる我が家では、離乳食開始初日から使っています。 実際に1[…]
完成です!
当日食べる分以外は、小分けにして冷凍保存します。
「ベビーごはん」メニューは記憶されないので、次に大人のご飯を炊く時に離乳食モードになる心配はありません。
補足:おかゆのすり潰しはいつまで必要?
個人差があるので「赤ちゃんの様子を見ながら」徐々に潰し方を粗くしていくのがいいかと思います。
うちの娘の場合、生後6ヶ月2週目に何も手を加えていない7倍がゆをあげてみると、いつも通りパクパク食べていました。
ただ、ハンドブレンダーを持っていてすり潰すのは特に面倒だと感じていなかったので、結局完全にやめたのは7ヶ月2週目からでした。
早い子だと生後5ヶ月の時点でやめても大丈夫みたいですよ。
STAN(スタン)の「ベビーごはん」メニューを使用する時の注意点
保温は腐敗や臭いの原因になるのでNGです。
また、具材・調味料を加えた状態でのタイマー予約炊飯も腐敗する可能性があるため禁止されています。
STAN(スタン)の「ベビーごはん」メニューを使用した感想
現代は便利な育児グッズがたくさんありますが、STAN(スタン)はあってよかったランキングの家電部門1位だと感じています。
その理由をまとめてみました。
手軽に失敗なく作れる
STAN(スタン)があれば
- 内釜の目盛りに合わせてお米と水(と具材)を入れる
- 「ベビーごはん」メニューを選んでスイッチを押す
だけで、確実に離乳食を作ることができます。
おかゆを鍋でお米から作る時のような水加減や火加減の調整は不要です。
鍋の焦げ付きや出来上がりの失敗もありません。
一般の炊飯器のおかゆモードとは違う
ネットで検索すると、一般の炊飯器のおかゆモードで作る方法も紹介されていました。
象印に問い合わせてみたところ、一般の炊飯器のおかゆモードで通常のおかゆ以外(10倍がゆ・7倍がゆetc)を炊くのは禁止されているとのこと。
既定の分量以外で水加減すると吹きこぼれの原因になるそうです。
もちろん一般の炊飯器でも自分で計量して上手くいくこともあるとは思いますが、やっぱり離乳食専用のメニューがあると安心ですよね。
後片付けが楽
下記の記事でご紹介した通り、使用後は「内釜」と「内ぶた」を洗えばいいだけなのでお手入れも簡単です。
2019年春に夫から炊飯器をプレゼントしてもらいました! 象印が2019年2月から販売しているSTANシリーズのIH炊飯ジャーです。 赤ちゃんの離乳食が作れる「ベビーごはん」メニュー搭載の炊飯器で、発売当初からとっても気になって[…]
STAN(スタン)購入前、一般の炊飯器のおかゆモードで普通のおかゆを炊いた時は内ぶたがベトベトになって洗うのが大変でした。
けれども今回は、通常の炊飯より少し汚れてるかな程度。
洗剤をつけたスポンジで軽くこすればすぐに落ちます。
内釜は、普通のご飯を炊く時はお米がこびり付きにくいのですが、おかゆだとさすがにべちゃべちゃ状態に。
ですがお手入れしやすい材質なので、お湯に5分程浸けた後スポンジで洗えば簡単に綺麗になります。
一度にたくさん作れる
1回の炊飯で大量のおかゆが出来上がります。
ストックがたくさんあれば、冷凍庫から食べる分だけ出してレンジでチンするだけなので面倒臭さが全くありません。
出来上がり分量の目安が、こちら。
- 10倍がゆ:約900g
- 7倍がゆ:約630g
- 5倍がゆ:約450g
- 2倍がゆ:約180g
※気温や水加減によって若干変動します。
※通常のご飯1合は約350gです。
離乳食初期だと余ってしまうのが残念
10倍がゆの場合、約900g出来上がります。
(目安:4cm×3cm×2cmのキューブ24食+大人用のお椀3杯分程の分量)
一般的に
- 開始直後の離乳食の回数は1日1回
- 最初の1週間は1回あたりスプーン1〜4匙
- おかゆの冷凍保存期間の目安は1週間程度
と言われています。
初めての炊飯では、上の写真にある容器分余ってしまい…
とりあえず捨てずにスープに混ぜて、私の朝ごはんやお昼ご飯にしています。
(満腹感があるからダイエットによさそう…笑)
10倍・7倍・5倍・2倍がゆ全て、計量カップ2分の1のお米に対してしか炊飯できません。
出来上がり分量の選択肢がいくつかあれば、より使い勝手がいいのになぁと思います。
具材を加えて色々な種類のおかゆが作れる
STAN(スタン)はオールインワンおかゆを作ることもできます。
作り方は、炊く時にお米にカットした具材をプラスするだけ。
こちらがレシピブックに載っているメニューの一部。
見た目もカラフルで、栄養バランスもしっかりしています。
2020年4月追記:オールインワンおかゆも作ってみました。
離乳食初期:しらすとにんじんのおかゆ
作り方
- お米2分の1カップを入れる
- 「ベビーごはん」の水位目盛り「10倍がゆ」まで水を入れる
- しらす25gとにんじん(皮をむいて小さめの乱切り)60gを追加する
- 「ベビーごはん」メニューを選んで、炊飯スイッチを押す
こちらが炊飯前で…
こちらが炊飯後、ハンドブレンダーを使ってポタージュ状にしたものです。
離乳食中期:鮭と野菜のうまみがゆ
作り方
- 昆布出汁を作る(水に昆布を入れて一晩おく)
- 「ベビーごはん」の水位目盛り「7倍がゆ」まで昆布出汁を入れる
- 生鮭・にんじん・大根・白菜を追加する
- 「ベビーごはん」メニューを選んで、炊飯スイッチを押す
こちらが炊飯前で…
こちらが炊飯後、かき混ぜたものです。
試しに食べてみると、優しい味で美味しかったです!
炊飯器で炊くと根菜も確実に柔らかくなるのもいいなと感じました。
娘も美味しそうに食べてくれた
初めて麦茶やアクアライトを飲んだ時は「ペッ」と吐き出した娘が、STAN(スタン)で炊いたおかゆは1口目から「パクパク」と美味しそうに食べてくれました。
離乳食開始3日目には自分でスプーンを持って口に運ぼうとしたり、おかわりを要求するような仕草を見せたり。
オールインワンおかゆの
- しらすとにんじんのおかゆ
- 鮭と野菜のうまみがゆ
も好評でした。
積極的に食べてもらえるとやっぱり嬉しいですね。
まとめ : 赤ちゃんのいるご家庭におすすめです
おかゆは離乳食の基本です。
生後5ヶ月〜1歳半頃までの離乳食期間は作る機会が多いので、時短家電を導入すれば相当な時間の節約になるはず。
育児はやることがいっぱいで、完璧にこなそうとするとキリがありませんよね。
我が家では、時短できるものは便利グッズに頼ることで、家族の時間や夫婦それぞれのリフレッシュの時間を作れるようにしています。
そうすることで家の中に幸せな空気が流れるからです。
私の場合、妊娠中に夫がプレゼントしてくれてとても嬉しかったのを覚えています。
妊婦さんや赤ちゃんのいるご家庭のご主人は、奥様への贈り物にしてもいいのではないでしょうか?
※2020年2月1日から新カラー「ホワイト」も発売しています。
2019年春に夫から炊飯器をプレゼントしてもらいました! 象印が2019年2月から販売しているSTANシリーズのIH炊飯ジャーです。 赤ちゃんの離乳食が作れる「ベビーごはん」メニュー搭載の炊飯器で、発売当初からとっても気になって[…]