【結婚後の働き方】正社員から派遣社員になって感じるメリット・デメリット

結婚当初、私は正社員として毎月50~60時間程残業のある会社で働いていました。

まだ子供はいないものの、体力がなくて毎日とにかくヘトヘトでした。

そんな現状を踏まえて夫婦で話し合った結果、キャリアチェンジを決意。

派遣の事務職員として、私立大学で働くことになりました。

 

当時夫(正社員)も私も27歳で、お金のことだけを考えれば正社員のままでいるべきだったとは思います。

世の中には子供がいても共働き・フルタイム・残業ありな環境でバリバリ働くお母さんたちがたくさんいて、本当に尊敬します。

ただ、体力やキャパは人それぞれで、努力だけではどうにもならないこともあるんです。

 

私の場合収入はガクッと200万円程下がりましたが、それ以上に得たメリットの方が大きいです。

 

働き方が多様化している今「正社員だけが正解ではない」という考え方もだいぶ浸透しているけれど、まだまだ無理している人もたくさんいるように思います。

そんな人の参考になればと思い、私が感じる派遣社員のメリット・デメリットをご紹介します。

派遣社員とは?

ピンクのパソコン

人材派遣のシステム

派遣社員は、派遣会社と雇用契約を結びます。

給料の支払いや社会保険の加入手続き等は実際に働く派遣先の会社ではなく、雇用主である派遣会社が行う仕組みです。

派遣先の会社にとっては、人材を外注しているということになります。

 

正社員との違いは?

一番大きな違いは「雇用の安定性」です。

基本的に派遣社員の契約期間の上限は3年間。

同じ職場で続けて3年以上働くことができません。

※正確に言うと雇用期間の定めがない「無期雇用派遣」という雇用形態もあって、私の派遣先では3年勤務後そちらに転換している人もいます☝️

 

他にも正社員との違いとして「ボーナスがない」「責任が軽い」「産休・育休制度がない」等と言われることもありますが、一概にそうとは言えません。

派遣社員でもボーナスありの場合はありますし、正社員並みの責任感を求められることもあります。

産休・育休は、私自身が現在取得中です。

雇用契約書にも「条件を満たせば取得可能」と明記していて、妊娠発覚後、担当者に報告するとごく普通に手続きについて教えてくれました。

 

それでは、私が正社員から派遣社員に転職して実感した、メリットとデメリットをご紹介していきます。

 

派遣社員のメリット

ワークライフバランス

メリット1 : プライベートな時間を十分確保できる

派遣社員は、登録時に残業時間を選ぶことができます。

私は「月10時間以内」を希望して、実際本当に毎日定時の17時に帰っていました。

正社員時代と比べてプライベートな時間が1日4時間も増えたことで、何をするにも余裕が持てるようになりました。

例えば…

余裕を持って買い出しができる

前職の退社時間は毎日21時頃で、自宅の最寄駅に着くのは21時半過ぎでした。

買い物して帰る場合、駅と自宅の間にあるスーパーは20時閉店なので全く間に合わず…。

自宅とは反対側のお店に寄って遠回りして帰っていました。

派遣社員として大学で働き始めてからは定時の17時上がりなので、スーパーだけでなく100均だってどこだって寄れます。

 

私がいつも立ち寄る17〜18時頃のスーパーは

  • 生鮮食品含め品揃えはバッチリ
  • 本日の目玉商品も大抵まだ残ってる
  • ちょうど値引きシール第一弾が貼られ始める
  • レジは16、18時台に比べると空いている

という感じで、ちょうど買い物しやすい時間帯です。

まとめ買い派の方にとっては非効率かもしれませんが、買い物はほぼ毎日していました。

 

毎日必要な分だけを買うと

  • 食材を無駄にすることがない
  • 生鮮食品は新鮮なうちに使い切れる
  • 夫から急に夜ご飯がいらなくなったと連絡が入っても調整しやすい

ので、子なし夫婦としてはちょうどいいサイクルでした。

余裕を持って夜ご飯の支度ができる

転職前は、ほぼ毎日夫が夜ご飯を作ってくれていました。

その頃たまたま繁忙期でなかったのと、無理をして早めに仕事を切り上げてくれていたからなのですが、新婚なのに申し訳なかったなぁと思っています。

私が定時で帰れるようになってからは、ご飯を作って夫の帰りを待つことができるようになりました。

 

もし帰宅時間にほとんど差がなければ「早くしなくちゃ!」となるかもしれませんが、1〜2時間以上余裕があるので自分のペースで支度できます。

気持ちの面でかなり楽になりました。

掃除が行き届く

帰宅時間が遅いと、自宅に帰ってもご飯を食べてお風呂に入って寝るだけの生活になります。

私の場合、疲れすぎて平日にそれ以外のこと(掃除等)をする気力が残っていませんでした。

汚れって基本的に、付着したばかりの軽いうちに落とすのが一番楽なんですよね。

時間と気持ちに余裕ができてからは、料理の後数分間のお掃除が習慣になりました。

汚れがちな流し台やコンロまわりも、料理直後だと水拭きだけでも簡単にキレイになります。

キツい洗剤を使ったり時間をかけてゴシゴシ擦ったりすることがぐっと減りました。

家事を終えてもまだ時間が余る

社会人になって初めて、平日ゆっくりできる生活が送れるようになりました。

そして、いい意味で1日が長く感じるように。

夫がゲームをしていても「〜してくれればいいのに!」と不満に思うことが全くありません。

毎日自分より遅く帰ってくるので、むしろ休憩していて欲しいと思う位です。

 

メリット2 : 仕事の負担が減った

派遣社員になって、仕事の負担がかなり減りました。

言い方を変えれば、携わる仕事の範囲が限定されているということですが。

正社員時代は総合職だったこともあり、精神的にプレッシャーを感じることがたくさんありました。

休日出勤も大阪から東京への出張も、体力的に負担でした。

派遣社員の場合基本的に専任職員(正社員)のサポート役として、指示に従って動くことになります。

与えられた仕事をコツコツとこなすのが好きな人には向いていると思います。

 

メリット3 : 体調がよくなった

毎日定時で上がれると、翌日の疲れ度合いが全く違います。

明らかに体調がよくなりました。

ストレスと関係しているのか、生理不順も治って子供を授かることができてとても嬉しかったです。

 

メリット4 : 働いた分の時給はしっかりもらえる

本来は誰だって働いた分きっちりもらえるべきかと思いますが、実際そうでない人も多いのではないでしょうか。

私も以前裁量労働制の出版社で正社員として働いていた時は、どんなに残業しても休日出勤しても固定給でした。

一応代休制度はありましたが、取りづらくなかなか消化できませんでした。

派遣社員の場合、働いた分の給料は確実にもらえます。

休日出勤をすれば休日割増賃金が適用されます。

そもそも休日出勤もほとんどなく、年に1〜2回程でした。

 

メリット5 : 終業時間後のお付き合いがない

私の派遣先では女性の既婚者(且つ派遣やアルバイト)が多く、各家庭の事情もあり飲み会はほとんどありません。

気が楽ですし、家庭との両立もしやすいです。

ちなみに就業時間後のお付き合いがないと言っても、決して職員同士の仲が悪い訳ではなく、普段は和気あいあいとしているんです。

歓迎会・送別会・お疲れ会等は、ランチタイムにお酒なしでしていました。

 

メリット6 : 休みが取りやすい

私の派遣先は派遣社員が休みやすい雰囲気で、お子さん関係の用事で休む人がたくさんいます。

私も新婚旅行で1週間お休みをいただいたことがあるのですが、直属の上司・その上の上司含め嫌な顔1つせずとてもありがたかったです。

転職前の会社で結婚式前に3日間連続でお休みした時は、その前の調整とその後の処理がそれはそれは大変でした。

それに比べると1週間も不在にしていた割にはダメージが少なかったのにも驚きました。

 

メリット7 : 大企業と同じ健保に入れる場合も

私の場合派遣元がパナソニックグループなので、パナソニック健康保険組合に加入しています。

保険料の負担は4割(一般的な会社は5割)で、有給や育児支援制度、全国の保養所・スポーツクラブの割引もパナソニックの社員同様に利用できます。

年に2回家庭用常備薬の斡旋もあるのですが、ちゃんとした大手メーカーのお薬が半額で買えることもあり助かっています。

 

メリット8 : 期間限定で働くこともできる

同じ職場には、諸事情で数年以内に辞めるのが確定しているからという理由で派遣社員を選択している人もいます。

派遣社員は3ヶ月毎や1年毎等、更新のタイミングが定期的にあります。

正社員や長期のパートだと辞めると言い出しにくいですが、派遣社員の場合は更新前に派遣元の担当者との面談があるのでその時に更新希望有無の意志を伝えることができます。

 

派遣社員のデメリット

DEMERIT

デメリット1 : 雇用が不安定

基本的に派遣社員の契約期間の上限は3年間で、その後は派遣先を変えなければなりません。

人手不足の時期なら簡単に次の仕事も見つかりますが、そういう時期ばかりではないので長期間途切れなく働きたい人にとっては何かと不安も多いかと思います。

 

デメリット2 : 収入が不安定

時給制のため、連休が続くとその分収入も少なくなります。

お盆休みや年末年始休みのあるシーズン等は、極端に減ってしまうので辛いです。

 

デメリット3 : ボーナス・交通費が出ない

派遣先によってはボーナス・交通費が出る場合もありますが、私のところではどちらも支給なしです。

私を含め職場の近所に住んでいる人が多く、大半は自転車通勤でした。

 

お勧めの派遣先

履歴書

多くのメリットを挙げてきましたが、派遣先によって状況は様々かと思います。

 

私がお勧めするのは

  • 大企業または大学
  • 派遣社員が多い
  • 既婚女性が多い

派遣先です。

 

  • 役割分担が明確で一人ひとりの業務量が多くない
  • 同じ立場の人がたくさんいる

状況は、やはりとても居心地がいいです。

 

まとめ : 無理して正社員を続けている人は、働き方を見直してみては?

私が派遣社員として働き始めたのは有効求人倍率(季節調整値)が1.63倍もある時期で、雇用が不安定な側面の影響を受けることのないまま産休・育休に入ることになりました。

これはたまたま運がよかっただけであって、時期や置かれている立場によっては正社員と比べて不安定な働き方ではあります。

ただ、安定した職に就く夫を持つ妻の立場として働く分には、個人的には「派遣社員も悪くはないよ!」と感じています。

 

妻も正社員としてバリバリ働いていても、家族みんなが大きな不満を持つことなく生活が回っているなら何も問題ないし、むしろ多くの人の理想ですよね。

 

逆に余裕が全くないと

  • 体調を崩して医療費がかかる
  • 外食や外注関係費がかさむ
  • 夫婦仲が悪化して夫の仕事のモチベーションに影響する

ことも考えられます。

無理をし続けることで貯蓄は大幅に増えるように思えても、実は無理し過ぎない方が長期的に見ると世帯収入は増えるかもしれません。

毎日色々なことに追われていると月日はあっという間に過ぎていくものですが、もし無理して正社員を続けているのであれば、少し立ち止まって働き方を見直してみてはいかがでしょうか?

 



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