皆さんは、ご主人とたくさん会話をしていますか?
夫婦関係だけではなく全ての人間関係において言えることですが、会話を増やすためには
- 相手が自分に対して「話したくない」と感じる理由をなくして
- 相手が自分に対して「話したい、聞いてほしい」と感じる理由を増やす
ことが大切です。
本日の記事では、上記を踏まえて私が日頃会話を増やすために心がけていることをご紹介します。
・いつまでも会話の絶えない仲良し夫婦でいたい
・夫婦間の心のすれ違いを回避したい
同じことでも優しい言い方で話す
街で見かける夫婦の会話を聞いていると「そんなトゲのある言い方しなくてもいいのになぁ」と感じることがよくあります。(結婚2年弱の未熟者がおこがましくてすみません💦)
同じことを言うにしても、優しい言い方と意地悪な言い方があります。
例えば、こんな場合です。
日常会話の例
×「いいね、自分ばっかりいつも豪華なもの食べれて…」
○「いいなぁ、私も行ってみたいなー!何が一番美味しかった?」
×「ふーん…」(どうせ続かないだろうなぁという目)
○「頑張ってね!」(仮に続かないとしても、何かに挑戦しようとするのは素敵なことですし応援するのは妻の役目ですよね!)
お願い・指摘する時の例
×「たまには面倒見てよ!こんなにバタバタしてるのに何も思わないの?」
○「ごめん、ちょっと手が離せないから面倒見ておいてくれない?」
×「どうしていつも消し忘れるの?私がいちいちチェックしないといけないの?」
○「つけっぱなしだったよ~次から気を付けてね」
ちなみに今回の例で挙げた「つけっぱなし」については…
「消灯」は男性の方が脳の構造的に苦手らしいですよ。
暗いと不便なので「点灯」は自然と行動に移せるけれど、「消灯」は行動を起こす理由が違うから忘れがちなのだとか。
それに、電気代に関しては私の方が髪が長い分ドライヤーを長時間使うし、電気毛布やら電気湯たんぽやら使っているし、家にいる時間も長いし…なのであまりキーキー言わないようにしています。
こちらが優しい口調で話せば、きっと相手も優しく反応してくれます。
さらにそれを日常的に続けていると、お互いがいつも話しやすい雰囲気になるはずです。
これらは改めて考えてみれば当たり前のことです。
では、どうして意地悪な言い方をしてしまうのでしょうか。
意地悪な言い方をしてしまう原因と改善策
原因としては、次のようなことが考えられます。
ただ単に無意識に
イライラしている
疲れている
不満や仕返しの気持ちがある(過去に嫌な言い方をされた等)
ただ単に無意識に
ただ単に無意識に言っていただけの場合は、少し意識を変えるだけなので簡単に改善できそうですね。
問題はその他のパターンです。
イライラしている・疲れている
私たち女性は自分のことを後回しにしがちですし、毎日限られた時間の中で最大限できることをやろうとすると、常に穏やかでいるのは難しいですよね。
ですが、大抵のご主人はおそらくそんな背景があって口調がキツくなっているとは考えず、「随分冷たいなぁ…」位にしか思っていないです。
穏やかな気分でない時、感情のまま言葉を発してしまうと、相手はどんどん話しかけにくくなってしまいます。
そこで私の場合余裕がない時は
- 「今、自分はイライラしているなー」と、客観的に自分を眺める
- イライラの元に対して、よっぽどのことでなければ「大したことない」と思うようにする
- 「いつも情緒が安定している方が自分にとっても相手にとっても一番いい」と心の中で繰り返し言い聞かせる
等によって気持ちを落ち着かせるようにしています。
それでもどうしても態度に出てしまうことはありますが、そんな時は、
- 数秒〜数分黙って、なんとか感情を鎮める
- 後から「今日はちょっと疲れてて…ごめんね」とフォローする
これでよしとしています(笑)
女性の感情はホルモンに左右されるから大変ですよね。
不満や仕返しの気持ちがある
日頃の不満や仕返しの気持ちから、とても優しい言い方で話す気にはなれないという方もいるかと思います。
だからと言って常に冷たい口調で話しかけていても、お互いにとって何もいいことはありません。
むしろ2人の関係が悪化するばかりです。
何か優しいことを思い浮かべながら、柔らかい口調で話しかけることから始めてください。
ご主人に挑発っぽいことを言われても、乗らないでください。
そうすればそのうちきっと、夫婦関係はよくなります。
期待すると思うようにいかない時に嫌になってしまうので、あまりあれこれ考えず気長に待ちましょう。
相手の話をちゃんと聞く
家族になると、無意識のうちに相手の話をちゃんと聞こうとしなくなってしまう人が多いような気がします。
例えば、夫婦の会話の中で次のようなシーンをよく見かけます。
- 質問に対して聞かれていない(的外れな)ことを答える
- 相手が話し終える前に口を挟む(これがまた的外れな発言だったりする)
相手が言いたいことを汲み取ろうしないがために、このようなことが起こるのかと思います。
けれども理解しようと耳を傾ければ、話し手と聞き手両方のイライラ・モヤモヤを防ぐことができます。
言う必要のないことは言わない
次のことに関する話題には、要注意です。
- 給料
- 出世
- 容姿・体形
- その他本人が気にしていること(学歴・職歴・挫折経験etc..)
男性って意外とデリケートだなと感じることはありませんか?
小さい頃から勝ち負けに対してこだわりを求められる環境にいるため、女性より男性の方がプライドの高い人が多いそうです。
本人が気にしていないことであればその必要はありませんが、コンプレックスを感じている場合はわざわざ話題に出す必要はないですよね。
自然に本音を言える雰囲気をつくる
夫が自然に本音を言える雰囲気をつくるには、妻が寛大になることが大切です。
- 異性の話やおちゃらけた話に対して怒ったりバカにしたりする
- 仕事の愚痴に対して「それはあなたが悪いんじゃないの?」と責める
- 求められていないのにアドバイスする
- 辛そうな状況の時、顔色を見ずに根ほり葉堀り聞きすぎる
これらの行為をしてしまうと、夫は抑圧された気分になり「もう話したくない」となってしまいます。
どんな話でも優しく受け止められるのが理想です。
自分自身の心のゆとりを確保して聞き上手になり、仕事で疲れて帰ってくるご主人がくつろげる家庭を目指しましょう。
既に会話が減ってしまっている場合に試してほしいこと
もし既に会話が減ってしまっている場合は、今回ご紹介したこと+可能な範囲で環境を変えてみてください。
デートをして環境を変える
例えば
- 映画鑑賞
- スポーツ観戦
- 普段行かないようなお店で外食
等、デートをすることで自然と共通の話題が生まれるかと思います。
家の中で環境を変える
出かける時間がとれない場合は
- 恋人同士だった頃のアルバムを一緒に見る
- 照明やメニューを工夫しておうちレストラン(バー)を楽しむ
- 寝室の模様替えを提案し、一緒にネット通販サイトで寝具等を選ぶ
等も1つの手です。
まとめ : お互いが話しやすい環境づくりを心がけよう
単身赴任等を除けば、大抵の夫婦は一緒に暮らして、毎日同じものを見て、同じものを食べていることかと思います。
たまに「夫婦で話すことがない」と聞くことがありますが、話題自体は
- 今日あった出来事
- 最近あった出来事
- やりたいこと(見たい・食べたい・行きたいetc..)
- 家族のこと(子供・両親・ペットetc..)
- 過去の思い出
等々、たくさんあるはず。
本記事の冒頭でお話した通り、会話を増やすためには
- 相手が自分に対して「話したくない」と感じる理由をなくして
- 相手が自分に対して「話したい、聞いてほしい」と感じる理由を増やす
ことが大切です。
最も身近な家族であるご主人にこそ心遣いを忘れずに、お互いが話しやすい環境づくりを心がけましょう!
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