
と、思いませんか?
- シングル×セミダブル
- セミダブル2台
メリット1 : 質の高い睡眠がとれる
各自のスペースをしっかりと確保できる
一般的なベッドのサイズは、下記の通りです。
ベッドサイズ | マットレスサイズ |
---|---|
シングル | 幅97cm × 丈195cm |
セミダブル | 幅120cm × 丈195cm |
ダブル | 幅140cm × 丈195cm |
クイーン | 幅160cm × 丈195cm |
ダブルベッドで眠る場合、1人あたりのスペース幅は70cm程度。
夫婦で体格差があったり、どちらかの寝相が悪かったりする場合はもう片方がもっと狭くなります。
これではゆったりと寝返りをうてないですよね。
どんな場所でも熟睡できるタイプの方であっても、無意識のうちに体に負担がかかることは考えられます。
また、年齢が上がると体質が変わって寝つきが悪くなり、窮屈に感じるようになる可能性もありますよ!
これに対してシングルベッドなら、お互いが確実に約100cmのスペース幅を確保できるので安心です。
布団の引っ張り合いにならない
布団を引っ張られて片方が剥き出し状態に…なんてこともありません。
相手の動きや音によるストレスを受けにくい
旅行等でダブルベッドを使用した時と比べると、相手の寝返りや起き上がった時に伝わってくる振動の大きさが明らかに違うと感じています。
相手が真横にいる場合、振動だけでなくダイレクトに手や足がぶつかる可能性だってあるし、いびき・寝言・鼻詰まりのピーピー音(笑)等々…密着していなければ気にならないこともストレスとなってしまいそうです。
体感温度の違いによるストレスを受けにくい
男性と女性では体感温度が違います。
個々のスペースがあれば
- 掛け布団の枚数
- 種類(生地)
- 電気毛布の有無
等、好きなだけ調整できます。
例えばわが家では、春や秋には掛け布団カバーをこのようにセットしています。
【左】綿:やや暖かい 【右(トナカイ柄)】フリース:とても暖かい
寝具を各自の好みに調整できる
温度調整に関する寝具だけでなく、マットレスの硬さも各自の好みに調整できます。
人によって寝心地がいいと感じる硬さは違うので、合わないものを選んでしまった場合は肩こりや腰痛に悩まされる可能性もあります。
メリット2 : 片方が風邪の時、うつされにくい
一般的な風邪の感染経路のほとんどは、ウイルスを持っている人やその人が触れた物に触ることでうつる接触感染です。
私たち夫婦は、一緒に暮らし始めてからお互いに風邪をうつしたことがほぼありません。
私の妊娠が発覚した冬、夫が風邪を引いてなかなか治らなかった時期がありました。
「妊娠初期は特に風邪に注意しないといけない」や「マスクをしてもその効果は限定的」等と聞くし不安だったのですが、手洗いうがいの徹底や寒さ対策の甲斐もあって何とか防ぐことができました。
もしダブルベッドで一緒に寝ていたら接触は避けられないのでまた違っていたかと思います。
メリット3 : 寝具の洗濯がしやすい
布団カバーやシーツ等を1枚ずつ洗濯できるので、干すスペースが狭いわが家にとっては助かります。
持ち運ぶ時に大きすぎない・重すぎないのもいいです。
メリット4 : 引っ越しの時、搬入しやすい
ベッドのマットレスは分解できないので、ダブルだと
- エレベーターに乗らない
- 階段スペースを通らない
- 玄関から入らない
等の問題が起こることがあります。
新居への引っ越し時、購入予定だった冷蔵庫は階段スペースを通らなかったわが家ですが、シングルベッドなら問題なく搬入できました。
ちなみにその冷蔵庫に関しては、追加料金を払ってクレーンでベランダから搬入する話も出ましたが、大変そうだったのでサイズを1段階小さいものに変更しました…。
メリット5 : ライフスタイルの変化に対応できる
例えば
- 転職により2人の生活時間が変わった時
- 子供が生まれて夜中の育児を交代ですることになった時
等、慢性睡眠不足対策として一時的に寝室を分けることができます。
すき間パッドを敷いて2台のつなぎ目を埋めれば、子供と家族3人で眠ることもできます。
– 2020年12月追記 –
その後子供が生まれて、1歳4ヶ月になりました。
今はこんな感じですき間パッドをセットして、3人で川の字で寝ています。
ベビーベッドで寝ていた時期もあったのですが、私たち夫婦の間に寝かせた方が寝つきがよくて夜泣きもマシになったので。
本記事を投稿してから1年以上経ちましたが、妊娠・出産とライフスタイルの変化を経て「ダブルベッドにしなくてよかったなぁ」とより一層感じています。
デメリットを強いて挙げるなら
個人的には大きなデメリットは感じていません。
強いて挙げるなら、次の2つでしょうか。
ダブルベッドに比べるとお金がかかる
寝具を2枚ずつ揃える必要があるので、ダブルベッドに比べるとお金がかかります。
ベッド自体の値段も高くはなります。
ダブルベッドに比べると場所をとる
各自がしっかりとスペースを確保できるのは大きなメリットですが、逆を言えばベッドを置くスペースがそれなりに必要ということです。
わが家の寝室は6畳なので2台並べるとやはり部屋が狭くなります。
ですが寝るための部屋なので全く問題は感じていません。
– 2020年12月追記 –
子供が生まれてからも、夫婦のベッドの他にタンスや一般的なベビーベッド(120×70サイズ)・加湿器も何とか置けています!
ちなみに…
スキンシップが減る原因にはならない
当初夫がダブルベッドにしたがっていた理由は「夫婦のスキンシップがなくなるのでは…?」という懸念でした。
それについては、ベッドは違えど少し手を伸ばせばすぐ届く距離にいるのでラブラブ度合い(?)に問題は感じていません。
寝る前や起きた時、片方のベッドに転がっていって布団にもぐり込むのも楽しいですよ♡笑
ただ、夫婦のタイプによってはお互いが別々のベッドで寝ているとそんな雰囲気になれない場合もありますよね。
とはいえ、スキンシップがなくなる根本的な原因はベッドのサイズではなく
- 疲れている
- 睡眠不足
- 何か不満がある
- 興味がない
- 優先順位が低い
- 生活リズムの違い(朝方or夜型)
等によるものなのではないでしょうか?
「シングルベッド2台にすると夫婦のスキンシップがなくなりそうで心配…」という場合は、上記のような問題が起こる可能性も含めて、よく話し合うことが大切なのではないかなと思います。
まとめ : 睡眠の質は大事
メリットを5つ挙げましたが、やはり1番大切なのは睡眠の質です。
よく眠れた日は「今日も頑張ろう!」と、やる気が湧いてきませんか?
慢性的な睡眠不足は集中力の低下やストレスの増大に繋がります。
仲良くし続けるためにダブルベッドを購入する夫婦は多いと思いますが、睡眠の質が落ちることで
- 職場や家庭でのミス
- 日常的なイライラ
- 夫婦喧嘩
等が増えてしまっては大変です。
ベッドのサイズについて意見が合わない夫婦は、おそらく片方が神経質でもう片方はどこでも眠れるタイプである等、何らかの違いがあるからお互いの不安や懸念がなかなか理解できないんですよね。
本記事を読んでくださっているあなたが「シングル2台(別々に寝たい)派」でしたら、是非!本日ご紹介したメリットを挙げて訴えてみてください。
「ダブル(一緒に寝たい)派」のあなたは、寂しい気持ちもわかりますが、これまでとは違う視点からもパートナーの考えに耳を傾けていただけたら嬉しいです。