2回食に進んで食べられる食材も増えてくる、離乳食中期。
味覚や五感をはぐくむためにも、色々な味や食感を体験させたい時期でもあります。
わが家の娘は生後5ヶ月の時に離乳食をスタートして、4ヶ月目に入りました。
今のところ最大限手抜きしつつ、楽しく進められています!
というのも、
- ハンドブレンダー等の便利アイテムを活用
- 解凍するだけでアレンジ自在な万能ストックを常備
していて、毎回の手間や献立に悩むことがほぼないからです。
本日の記事では、そんな「万能ストック」のレシピを「アレンジ例」とあわせてご紹介します。
一緒に離乳食作りを頑張っているママ達の参考になれば嬉しいです😊
◆離乳食は手作り派
◆栄養バランスのいいメニューを手軽に作りたい
◆無理のない範囲でバリエーション豊富にしたい
献立の決め方・アレンジのコツ
献立の決め方
献立を考える時は、これらの栄養素を必ず取り入れるようにしています。
- 炭水化物:50〜80g
- ビタミン・ミネラル:20〜30g
- タンパク質:10〜15g
基本的に、毎回のメニューであらかじめ作っておいた冷凍ストックを活用。
豆腐・卵・果物等を出す場合はその都度簡単に調理しています。
アレンジのコツ
赤ちゃんはちょっとした味の違いにとても敏感。
- ソースを加える
- 複数の食材のうち1種類を替える
だけでも新しいメニューになります。
なので、毎回全く違うものにしようと頑張らなくてもOK。
「解凍すれば食べれる状態」のストックをまとめて作って冷凍しておけば、組み合わせ次第で簡単にバリエーションを増やすことが出来ます。
使っているハンドブレンダーと片手鍋
離乳食用ハンドブレンダー
わが家では、こちらのハンドブレンダーが大活躍。
赤ちゃんの月齢に合わせた離乳食作りが出来るように設計されているので、すごく便利なんです。
2019年11月にティファールから「ママのために誕生!」と謳う離乳食ブレンダーが発売されました。 coco 生後6ヶ月の娘がいる我が家では、離乳食開始初日から使っています。 実際に1[…]
時短調理に役立つ片手鍋
食材を加熱する時はいつも、ビタクラフトの無水調理鍋を使っています。
茹でるのに必要な水は
- 葉野菜:洗った時の水気だけ
- 固い野菜:大さじ3〜6程度
と少量で、こんなメリットが。
- 水分を余さず使うので、食材の栄養を逃さない
- 素材の旨みが引き出されて、食材が美味しくなる
- お湯が沸騰するまで待つ必要がないので、時短になる
美味しく茹で上がるからか、だしをとらなくても娘はパクパク食べてくれます。
離乳食はもちろん、大人の料理にも本当におすすめの時短鍋です。
それでは本題に入ります!まずは基本となるストックです。
基本のストック:鶏胸ひき肉とキャベツのぽってり煮
●材料● ※約50ml×6食分
鶏胸ひき肉・・・60g
キャベツ・・・90g
玉ねぎ・・・60g
●作り方●
キャベツは1〜2cm角、玉ねぎはくし形に切る。
全ての食材を鍋に入れて、加熱する。
あら熱がとれたら、ハンドブレンダーでかき混ぜる。
※ハンドブレンダーベビーの場合はスピードMで2回〜お好みに応じて
※今回はかなり柔らかめ(スピードMで約4回)
これで1食あたり「タンパク質10g、ビタミン・ミネラル25g」摂れるストックの完成です。
50ml×6ブロックの容器に入れるとこんな感じに。
凍った後はフリーザーバッグに入れ替えておけば、
- 使う時に取り出しやすい
- 新たにストックを作る時「あ…保存容器が足りない」とならない
ので便利です。
プラスひと手間のアレンジ
基本のストックにソース等を加えるだけでも、味や食感はがだいぶ変わるもの。
ソースはもちろん市販のものでもOKですが、意外と簡単に作ることも出来るんですよ。
アレンジ1:トマトソースをプラス
●トマトソースの材料● ※約25ml×6食分
トマト・・・中1個
玉ねぎ・・・適量
●トマトソースの作り方●
洗ったトマトを沸騰したお湯に入れて、10秒程転がす。
冷水に入れて、皮を剥く。(ツルッと簡単に剥けます!)
くし形に切った玉ねぎとあわせて加熱する。
ハンドブレンダーでかき混ぜて、ポタージュ状にする。
アレンジ2:ホワイトソースをプラス
●ホワイトソースの材料●
粉ミルク(牛乳でもOK)・・・200ml
小麦粉・・・大さじ1
バター・・・10g
●ホワイトソースの作り方●
耐熱容器にバターと小麦粉を入れて、500Wで1分加熱する。
鍋に移しかえて、粉ミルクを少しずつ加えながら弱火で煮る。
フツフツしてきたら完成。
アレンジ3:卵をプラス(オムレツ風)
●皮の作り方●
卵は溶き卵にして、4分の1程を使用。
電子レンジで20秒→一旦取り出してかき混ぜた後10秒程、しっかり加熱する。
※アレルギーが心配な場合は、卵黄を進み具合に応じた分量あげてください。(耳かき1杯〜卵黄1個)
アレンジ4:コーンペーストをプラス
●コーンペーストの作り方● ※約25ml×6食分
コーンは冷凍食品のこちらを使用。
100gを加熱する。
ハンドブレンダーでなめらかに。
25ml×6ブロックの容器に入れるとこんな感じです。
アレンジ5:おかゆにプラスしてリゾットに
こちらはホワイトソースですが、トマトやコーンのリゾットでも美味しそうです。
食材の種類を替えるアレンジ
私がストックをまとめて作るのはだいたい週1〜2回。
1食あたり「タンパク質1種類×ビタミン・ミネラル2種類」の組み合わせが多いです。
手抜きしたい時なんて、上の写真のように
- 鶏胸ひき肉・キャベツ・玉ねぎ × 6ブロック
- 鶏胸ひき肉・ほうれん草・玉ねぎ × 6ブロック
といった感じでほぼ同じ食材で1週間分を作ってやり過ごすことも…笑
アレンジ例
おかゆ → うどん・パン |
ほうれん草 → 小松菜・キャベツ・白菜 |
鶏胸ひき肉 → 鶏ささみ・鯛・タラ |
余裕がある時のストック
余裕がある時は、数種類の食材を15mlずつ分けて保存。(本当はこれが理想)
食べる時に適切な分量になるよう組み合わせると、アレンジの幅がさらに広がります。
こんな感じのストックを何個か作っておいて、食べる時にソースを加えたり食材の組み合わせを変えたり。
万能ストックを活用して、ゆとりを持とう!
以上、ごく普通の主婦のゆるーい離乳食作りでした。
インスタなんかで「離乳食 中期」と検索すると、カラフルで美味しそうな献立がたくさん出てきますよね。
(一体いつ、どんな感じで作って・撮影して・片付けているのだろう…)
私が意識しているのは栄養素と分量だけですが、幸いにも娘は何でもよく食べてくれます。
今後離乳食でつまずく可能性も十分ありますが「手間をかけてもかけなくてもなんとなかる、元気に育てばそれでいい」と先輩ママ達からよく聞きます。
出来るだけ「ピリピリしないこと」を意識して、ゆとりを持てるようにしたいです。